ネットで見つけた心霊スポットの体験談を紹介していきます!

北北海道, 北海道

雄別炭鉱 その4

北海道の心霊スポット「雄別炭鉱」にまつわる怖い話

北海道の心霊スポット「雄別炭鉱」にまつわる怖い話

私は雄別炭鉱の近くで生まれ育ったので、小さい頃から雄別炭鉱での心霊体験の話などをよく聞いていました。
これは学校を卒業して自動車免許を取った頃、友人たちとよくドライブに出かけていた時の話です。

ある日、友人達と4人でドライブに行くことになりました。
その車中、雄別炭鉱の話になりました。

それは友人の知人が雄別炭鉱へドライブに行って、廃墟となった病院に入り床が抜けてケガをしてしまったという話でした。
地元では有名な所でしたが、私達は誰も行った事が無く、暇を持て余していた私達は怖いもの見たさで雄別炭鉱に行ってみよう!となったのです。

夕方、友人Aの白い軽自動車で雄別炭鉱へ向かいました。
田舎なので日が暮れ始めると歩いている人は少なく、辺りはもう真っ暗です。

心霊スポットに車で行く場合、『車の座席に空きがあるとおばけが乗ってくるから席は埋めて行かないとだめ!』ということを聞いたことがありましたが、その日は4人だし大丈夫だねなんて話をしながら行きました。
しかし雄別炭鉱へ近づくにつれて、不穏な感じがしてきました。
車の中でわいわい騒いでいた私たちも、少しずつ無言になります。

そして到着。
完全に廃墟でした。




雄別炭鉱の病院まで行く予定でしたが、あまりに不気味だったためそこまで行くことも出来ず、車から降りることもできませんでした。
人の気配など微塵も無く、

『自分の住んでいる町の近くにこんな場所が本当に存在したのか…』

と、とにかく不気味でした。
車の中からただ廃墟を見て、写真を撮ることもなく固まって見ていました。

幸い誰ひとり幽霊を見たり、おかしな言動といったこともなく無事にドライブは終わり。
結局そのまま、それぞれ自宅まで送ってもらって帰ることにしました。

帰る途中に休憩することとなり、全員車を降りてジュースを買って飲んで外の空気を吸いました。
その時初めて

「不気味だったね…」
「怖かったね…」

とみんなで話しました。
雄別炭鉱では下手な事を口にしてしまうと、何かが起こりそうな気がしたのです。

それから数日後、雄別炭鉱へ行ったメンバーでまた集まることになりました。
その時に車を出してくれた友人が

「雄別炭鉱で何も感じなかったよね?その後も大丈夫?帰り道、休憩する時にみんなで車降りたけど、車に何も変化はなかったよね?」

と言い出しました。
何事かと聞いてみると、みんなを車で送った後家に帰って車から降りると、白い車に血のような赤い何かが付いていたらしいのです…。

運転中にもちろん事故など起こしていませんし、おかしなこともありませんでした。
帰り道の途中で休憩した時も、送ってもらって車を見送った時も、夜とはいえ白い車に何かがついていれば誰かが気づいたはずです。

運転していた友人の冗談かと思いましたが、そんなウソをつく性格ではありません。
それを聞いた私も友人もみんな、怖くなって泣いてしまいました。

車についた血のようなものにはどんな意味があったのか。
なぜ誰ひとり気がつかなかったのか。
遊び半分でそのような場所へ行ってしまったことがいけなかったのかもしれません。

友人の車と私達は、その後一応お祓いに行きました。
その後、私達は雄別炭鉱に行ったことは一度もありませんし、そのメンバーでこの話も口にしないようにしています。

コメントを残す