ネットで見つけた心霊スポットの体験談を紹介していきます!

奈良県, 関西地方

大渕池公園

奈良県の心霊スポット「大渕池公園」にまつわる怖い話

奈良県の心霊スポット「大渕池公園」にまつわる怖い話

私は、奈良市と生駒市の境くらいにある松陽台って住宅地で生まれ育ったのね。
いまは近くに地下鉄が出来たけど、それが出来るまでは近鉄学園前駅が最寄り駅で、そっからバスで家に帰っていた。

それで、高校二年くらいだったかな、学年は曖昧なんだけど、一学期の期末試験の日だった。
その日は、期末試験が朝から一コマあっただけで、そのまま帰ったから、午後12時過ぎには近鉄学園前駅からバスに乗った。

近鉄学園前駅からはたくさんバスがあって、松陽台、真弓、中登美方面のバスは、全て、大渕池公園ってバス停を通るのね。
大渕池公園のバス停は、道路から奥に入った場所にあって、乗る人、降りる人がいる時だけ、バスが、奥にあるバス停に行く運行体制なのね。

それで、その日も、私が乗ってるバスが、大渕池公園のバス停に入っていって、停車した。
そしたら、結構腰が曲がったお婆ちゃんが乗って来て、私の前の座席に座ったのね。

私の前の座席は、バスのタイヤの真上に位置する座席で、一段高くなっていた。
お婆ちゃんは、その座席に座った途端、座席の上部から頭が見えなくなったから、小さいお婆ちゃんなんだなぁと思っていた。




そして、バスが、大渕池公園のバス停を出た。
バス停を過ぎると、大渕池って池があって、その上に掛かった橋を通るルートなんだが、突然、私の前の席、つまり、お婆ちゃんが座ってる座席が、物凄い勢いで、ガクガク揺れ出した。

バスは、低速だと、振動が大きいから、タイヤの真上の座席は揺れることがあるでしょ?
だから、私は、

『お婆ちゃん、大丈夫かな?』

と心配していた。
しかし、バスのスピードが乗ってきて、大渕橋を渡りきって、登り坂に差し掛かる辺りでは、もう座席の揺れはなくなったいたので、

『あぁ、お婆ちゃん、良かったな』

と思っていた。
その日は、正午過ぎでバスが空いていて、私とお婆ちゃんを含めて4人くらいしか乗ってなかった。
バスは、大渕池公園を出てから、途中で止まることなく、私の家の最寄りバス停まで来た。

そして、バスが止まって、降りる時、何気なくお婆ちゃんが座った席を見たら、お婆ちゃんがいないのね。
あれ、大渕池を出てから、バス停まってへんのになぁと思って、バスの中を見回したが、お婆ちゃんは、どこにも乗っていなかった。
あの、大渕池公園から乗って来たお婆ちゃん、どこへ行ったんやろう、って今でも不思議に思います。

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