静岡市と焼津市を繋ぐ旧国道150号線のトンネルです。
現在、車は通れないのですが、明治時代のトンネルと云うことで観光地になっています。
内部はカーブしていて、入口から出口を見ることは出来ません。
昼は煉瓦造りでハイカラな感じがしますが、夜は照明もなく真の闇が味わえます。
ある夜、行ってみるとトンネルの内部に明かりがついており、どちらかと云うといい雰囲気。
「折角来たので行って帰ってこようか」
とトンネルに入りました。
半ばを過ぎた辺りで、照明がふっと消え真っ暗に。
配電盤はトンネルの両端にあり、私たちはほぼ中央にいました。
誰も明かりを消せるはずはないのです。
付近には車を止められる場所は一箇所しかなく、他に人が居たとは思えません。
一体誰が明かりを消したのでしょう?
因縁話としては昔、火事が起きたとき鎮火のために両端を塞ぎその為、内部で殉職された消防士の方が居るとか…。
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