ネットで見つけた心霊スポットの体験談を紹介していきます!

和歌山県, 関西地方

千畳敷

和歌山県の心霊スポット「千畳敷」にまつわる怖い話

和歌山県の心霊スポット「千畳敷」にまつわる怖い話

和歌山の千畳敷でかなりギリギリのところまで行って波を見物していた。
まだ中学生のときだったかな。

かなり遠く離れたところにいる人がわっと逃げ出したんだ。
びっくりして振り返ると、まだ遠いんだけど、結構高い波がやってきてた。

確実に俺らの呑み込まれる位置ぐらい。
スゲー焦った…。

今から走って逃げても絶対間に合わないし、どうしようってオロオロしていたら、弟が、何を思ったのか海岸のほう、波の近くに走っていくんだよ。

『えっ?』

て思って、慌てて後を追うと、

「これ、これにつかまって!」

ってと、千畳敷に一体化して突き出た岩?をギューって抱きしめていた。
俺も慌てて真似をして、大きく息を吸い込んで、息を止めた。




波は大きくかぶった。
全身が波に飲み込まれて、そのあと、もの凄い力で沖のほうに戻っていった。
返り波っていうのかな、真っ白なスープみたいになった波。

あれ、もの凄い力だよ。
例えば海難事故に遭う怪談で、波を無数の小さな手によく喩えられる(ていうか小さい手そのものだったっていうか)ことが多いけど、本当にそう。
引っ張られる…。

ここで手を離したらマジやばいと思って、とにかくもう必死で岩をつかんでた。
波が引いたら全身びしょ濡れ。
その辺にいた人は飲み込まれた俺らを死んだかも…と思ったらしくって、注目の的だった。

それにしても海って怖い。
弟いなかったら俺確実に逃げ遅れて死んでたぜ。
天気の悪い日は海に近づかないようにしましょう…。

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