青島橘ホテルは、宮崎県宮崎市にあったホテル。
宮崎の有名観光地である青島に位置していた。
1967(昭和42)年に開業。
8階建て客室数300室以上、4つの棟が連結された構造の巨大ホテルで、宮崎の新婚旅行ブームでは来客者が年間600万人も訪れていたという。
当初は橘百貨店(ボンベルタ橘)の傘下であったが、百貨店の経営破綻により宮崎交通の所有となった。
売り上げが低迷し1990(平成2)年に閉業。
このころに無人となった強大なホテルは不気味で幽霊ホテルとも言われ、少年の霊が出るという噂が広がったようだが、根拠などは無かったようだ。
その後20年に渡り放置され、巨大リゾートホテル廃墟として知られるようになった。
隣接していた青木館という廃業旅館で白骨死体が発見される事件があったという。
2009年に解体され、現在では再開発が予定されている。
跡地になった今でも、心霊系の噂は無いようだ。
コメントを残す