ネットで見つけた心霊スポットの体験談を紹介していきます!

北海道, 南北海道

支笏湖 その3

去年のこと。
私は家族と、道南から支笏湖を経由して、札幌に帰る途中だった。
時間は夜の10時を回っていた。

支笏湖畔の道は街頭もなく、車のライトがなければ真っ暗闇の森だった。
夜遅くに湖畔を走る車はほとんどなく、霊感のない私も、さすがに気味が悪かった。

突然、助手席の妻が頭痛と吐き気を訴えた。
ほどなくしてナビが、何故か別ルートを検索し、国道より湖側の小道に入るよう指示した。

『最短ルートなのか?』

私は疑問に思いながらも、帰路を急ぎたくて妻の反対をよそに、小道に車を入れた。
そこは湖畔へと続く、細い下り坂の砂利道で、車一台がやっと通れる幅だった。




『この先キャンプ場』

という看板を通りすぎたらしい。
妻が言ったが、私には暗闇で見えなかった。

鬱蒼と茂る木々の枝が、走る車の両脇に当たった。
妻が脅えて来た道を戻るよう頼んだ。
確かにここで車が立ち往生するのも怖いな。

そう思った時、この先通行止め、
看板の文字が、暗闇に一瞬浮かび上がって見えた。

ナビは尚、キャンプ場への道を案内し続けていた。
私は胸騒ぎを覚え、バックで車を国道まで戻し、帰路を急いだ。

ようやく湖畔から離れた時、頭痛の収まった妻が言った。

「実は、湖側の暗闇から物凄い視線を感じていたと。トンネル付近になにかいたと。」

今、これを書いていて。
物凄いラップ音がするので、もうやめます。

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