郵便局で配達担当の知人から聞いた話。
とある野村のアパートで殺人事件が起こり、未だに階段には血痕が残っている。
被害者は暴力団員で、玄関口で刺され、階段付近で息絶えたとか…
以来、住人達はその階段で見たり聞いたりするので、退去したり、その階段は使わなくなったとか。
今では、元々多かった暴力団員の世帯がいくつか残っているだけであとは皆、退去したらしい。
各社の荷物の配達人や新聞配達人も同様に被害にあっている。
その話を聞いて霊感の全くない自分は興味津々で、嫌がるその知人に夜間連れて行ってもらった。
建物は2棟くらいはあり、階段もいくつかあったが、車から降りると引き寄せられるようにある階段へ。
そして……
一段二段と昇ったところで、何ともいえないいやーな空気に襲われ、髪を引っ張られるような感じがして、すごすご退散。
これで霊感があったら、もっと何か見えたりしていたと思う。
怖かったし、やはり興味半分で行くものじゃないね。
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