この間父親と喧嘩して家を追い出されたwith弟。
弟と、ドライブにでも行くかーという話になりドライブへ。
弟「もうすぐ免許が取れるので彼女と色んなとこ行くために道を教えてくれ」
と言う。
とにかく車を走らせた(俺も道知らないし)。
弟「兄ちゃん、内灘霊園だっけ?そこ行きたい」
俺「絶対嫌だ。行くんだったら一人で行け」
弟「帰りにからあげくん買ってやるしさ」
俺は誘惑に負け内灘方面へ車を走らせた。
夏休みに入ったばっかりだったので学生らしき若者がちらほら見られた。
弟「全然怖くねぇな。人大杉」
とぶつぶつ文句を言っていた。
弟思いの俺は
俺「もっと奥行ってやるよ」
と言った。
弟は少し喜んでいた。
奥に入って行くと俺の車の後ろに白いセダンの車がついてきた。
バックミラーから後ろを見ると四人の男女が乗っている。
中年だった。
しかも全員病院の先生のような白衣をきている。
俺「後ろ見ろよ。変な軍団だぞ」
と言った。
弟「兄ちゃんてさ……まぁ、いいや」
と言い黙った。
俺「後ろは医○大の医者だろうな」
とか
俺「医者って平均年収いくらなんだろうな」
など弟に話しかけた。
しかし弟は黙ったままであった。
俺は正直むかついた。
『せっかく連れてきてやったのになんでこんなに無愛想なんだ。』
と思い車を止めてUターンをし引き替えそうと思い車を脇に止めた。
後ろの車は俺らを追い抜いた。
その時左の後部座席に乗っていた後部座席の男と目が合ったような気がする。
車をUターンさせてから弟に
俺「なんでそんなに黙ったままなんだよ」
と聞いた。
弟「やっぱ気が付いてないんやな」
と言った。
俺は『?』だった。
弟「後ろにいた車、誰乗ってた?」
俺「えっと白衣着たヤツら。女一人に男三人。」
弟「顔もはっきり見えた?」
俺「後部座席の人まで見えたよ」
弟「顔もものすごいはっきり見えた?」
俺「おぅ」
弟「だからおかしいだろ。車の室内灯つけてもあんなはっきり見えるはずないだろ。普通なんとなくしかわからないはずだろ」
思い出した。
車の中はまるで真っ昼間のように明るかった。
一人一人の顔を俺に焼き付かせるかのように物凄く周りが明るかったのである。
何をしたかったのだろうか…
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